君の想い、受け止めるよ
君の想い、受け止めるよ
高3の冬、俺の彼女は、急にいなくなった。
それから6年。俺は24歳になっていた。
あれ以来、彼女は見かけない。
「寒っ」
幼なじみである健斗にジャンバーのポケットを入れて、俺は言った。
「今日寒いって言ってたでしょ。天気予報見なかったの?」
「見た。俺の中で大丈夫って思ったんだわ」
目黒悠(めぐろゆう)、社会人2年目。
多数の会社製品のパソコン営業している。
幼なじみの健斗は、同じ会社で事務職の仕事を行っている。
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