【女の事件】借りパク妻
最終回
11月21日のことであった。
義父は、みちるが幸せな結婚が出来るようにと思って結婚相手を義父の高校時代の後輩のひとりむすこさんのCさん(33歳・管理職)と決めた。
義父は、改めてみちるの恋人さんの家に行って、みちると別れてくれとお願いをした。
義父は、何とかして家にムコを入れようと思って気持ちがあせっていた。
その結果、12月の大安吉日の日曜日に挙式披露宴の仮予約を入れた。
11月22日のことであった。
義父は、みちるを連れて吉祥寺駅の近くにある豪華ホテルへ行った。
挙式披露宴の仮予約を入れた後、ブライダルショップで花嫁衣装を買うことにした。
『代金は、クレジットカード払いで…』とスタッフさんにお願いした。
義父は、みちるに『おとーさんはこんな結婚式を挙げさせてあげたいと思っているのだよ…』とか『ハネムーンウェディングも挙げたいのだけど、どうかなぁ…』などと言うて夢を語っていた。
義父は、家にむこさんを迎えることが出来るようになったとので喜んでいた。
しかしその喜びも、15分で崩れ去った。
義父がみちるを連れてブライダルショップへ戻って来た時であった。
ホテルのスタッフさんがあつかましい表情で義父に言うできた。
「どちらへ行かれていたのですか…お客さま…クレジットカードのご利用限度額を大きく超えていたので、現金払いでお願いします。」
「現金…分かった…」
義父は、現金で払うと言うてサイフの中から現金を出そうとしていた。
この時、サイフの中に千円札1枚しかなかったので顔が真っ青になっていた。
頭がサクラン状態におちいった義父は、みちるを置いて家に帰ってしまった。
義父に置き去りにされたみちるは、書き置きを残してその場から出て行った。
その日の夜のことであった。
Cさんが井の頭公園で刃渡りのするどいナイフをもった男に一撃で刺されて殺されてしまった。
Cさんを殺した男は、Cさんが浮気をしていたホステスの女の婚約者であった。
その上に、Cさんがホステスを私物化していたことなど…女のもめ事をたくさん抱えていたことが発覚した。
Cさんを刺して殺した男は、事件を起こした後にその場から逃走して行方をくらませた。
さらにその次の日のことであった。
義父は、Cさんの両親を家に呼んだ。
義父は、Cさんの両親にみちるの気持ちをズタズタに切り裂いたので許すことができないと怒鳴りつけて大ゲンカを起こしていた。
義母は、義父に落ち着いてほしいとなだめていたが、義父の怒りはひどくなっていた。
義母は、義父の処方薬を取りに行くためにキッチンの戸棚へ行った。
この時、よしえが借りパクをしていた品物が大量に出てきた。
(ドサドサドサドサ!!)
戸棚から、音楽CDやDVDやマンガの単行本が山のように出てきた。
義母は、戸棚から大量に音楽CDやDVDや文庫本などが大量に出てきたので、顔が真っ青になっていた。
降り悪く、その時によしえが帰って来た。
よしえは、黒色の手提げを持っていて、手提げの中に入っているマンガの単行本を戸棚に入れる予定であった。
それを義母が隠し場所を勝手に開けたので、大パニックを起こしていた。
「ああ!!義母さま!!」
「よしえさん…帰っていたの?」
「義母さま!!何をやっているのですか!!人の戸棚をどうして勝手に開けるのですか!!」
「どうしてって、アタシはおとーさんの処方薬を出すだけなのよ…」
「やかましいわねあんたは!!」
「よしえさん…よしえさんどうしたのよ一体?」
「やかましいわねあんたは…勝手に人の戸棚をあけたのだから、やっつけてやる!!」
よしえは、ワーッ!!となって義母をしつように殴って殺してしまった。
よしえは、殺人罪でケーサツに逮捕された。
それから二時間後のことであった。
事件現場の家を刑事たちが捜索をしていた時であった。
若手の刑事が戸棚をあけた時、大量に音楽CDが出てきたのを見てびっくりした。
「課長!!大変です!!」
「どうしたのだ!?」
「音楽CDが大量に出て来ました。」
「何だと!?」
「課長!!浴室のクローゼットにも、大量に音楽CDやDVDがありました。」
「盗みか…よし分かった!!押収しろ!!」
よしえが借りパクをしていた品物は、全部ケーサツによって押収された。
よしえは、殺人罪と併せてセットウの容疑でも逮捕された。
よしえが逮捕された翌日、しげみちは吉祥寺本町で乱闘事件を起こしてケーサツに逮捕された。
みちるは、書き置きを残してその場から行方不明になった後、足取りが分からなくなっていた。
よしえの借りパクが原因で発生した悲劇は、家庭崩壊のあと、大きなわだかまりときずあとを残して終わりを告げた。
よしえは、この後も再逮捕の件数が増えて行くと言うことを記しておく。
【おわり】
義父は、みちるが幸せな結婚が出来るようにと思って結婚相手を義父の高校時代の後輩のひとりむすこさんのCさん(33歳・管理職)と決めた。
義父は、改めてみちるの恋人さんの家に行って、みちると別れてくれとお願いをした。
義父は、何とかして家にムコを入れようと思って気持ちがあせっていた。
その結果、12月の大安吉日の日曜日に挙式披露宴の仮予約を入れた。
11月22日のことであった。
義父は、みちるを連れて吉祥寺駅の近くにある豪華ホテルへ行った。
挙式披露宴の仮予約を入れた後、ブライダルショップで花嫁衣装を買うことにした。
『代金は、クレジットカード払いで…』とスタッフさんにお願いした。
義父は、みちるに『おとーさんはこんな結婚式を挙げさせてあげたいと思っているのだよ…』とか『ハネムーンウェディングも挙げたいのだけど、どうかなぁ…』などと言うて夢を語っていた。
義父は、家にむこさんを迎えることが出来るようになったとので喜んでいた。
しかしその喜びも、15分で崩れ去った。
義父がみちるを連れてブライダルショップへ戻って来た時であった。
ホテルのスタッフさんがあつかましい表情で義父に言うできた。
「どちらへ行かれていたのですか…お客さま…クレジットカードのご利用限度額を大きく超えていたので、現金払いでお願いします。」
「現金…分かった…」
義父は、現金で払うと言うてサイフの中から現金を出そうとしていた。
この時、サイフの中に千円札1枚しかなかったので顔が真っ青になっていた。
頭がサクラン状態におちいった義父は、みちるを置いて家に帰ってしまった。
義父に置き去りにされたみちるは、書き置きを残してその場から出て行った。
その日の夜のことであった。
Cさんが井の頭公園で刃渡りのするどいナイフをもった男に一撃で刺されて殺されてしまった。
Cさんを殺した男は、Cさんが浮気をしていたホステスの女の婚約者であった。
その上に、Cさんがホステスを私物化していたことなど…女のもめ事をたくさん抱えていたことが発覚した。
Cさんを刺して殺した男は、事件を起こした後にその場から逃走して行方をくらませた。
さらにその次の日のことであった。
義父は、Cさんの両親を家に呼んだ。
義父は、Cさんの両親にみちるの気持ちをズタズタに切り裂いたので許すことができないと怒鳴りつけて大ゲンカを起こしていた。
義母は、義父に落ち着いてほしいとなだめていたが、義父の怒りはひどくなっていた。
義母は、義父の処方薬を取りに行くためにキッチンの戸棚へ行った。
この時、よしえが借りパクをしていた品物が大量に出てきた。
(ドサドサドサドサ!!)
戸棚から、音楽CDやDVDやマンガの単行本が山のように出てきた。
義母は、戸棚から大量に音楽CDやDVDや文庫本などが大量に出てきたので、顔が真っ青になっていた。
降り悪く、その時によしえが帰って来た。
よしえは、黒色の手提げを持っていて、手提げの中に入っているマンガの単行本を戸棚に入れる予定であった。
それを義母が隠し場所を勝手に開けたので、大パニックを起こしていた。
「ああ!!義母さま!!」
「よしえさん…帰っていたの?」
「義母さま!!何をやっているのですか!!人の戸棚をどうして勝手に開けるのですか!!」
「どうしてって、アタシはおとーさんの処方薬を出すだけなのよ…」
「やかましいわねあんたは!!」
「よしえさん…よしえさんどうしたのよ一体?」
「やかましいわねあんたは…勝手に人の戸棚をあけたのだから、やっつけてやる!!」
よしえは、ワーッ!!となって義母をしつように殴って殺してしまった。
よしえは、殺人罪でケーサツに逮捕された。
それから二時間後のことであった。
事件現場の家を刑事たちが捜索をしていた時であった。
若手の刑事が戸棚をあけた時、大量に音楽CDが出てきたのを見てびっくりした。
「課長!!大変です!!」
「どうしたのだ!?」
「音楽CDが大量に出て来ました。」
「何だと!?」
「課長!!浴室のクローゼットにも、大量に音楽CDやDVDがありました。」
「盗みか…よし分かった!!押収しろ!!」
よしえが借りパクをしていた品物は、全部ケーサツによって押収された。
よしえは、殺人罪と併せてセットウの容疑でも逮捕された。
よしえが逮捕された翌日、しげみちは吉祥寺本町で乱闘事件を起こしてケーサツに逮捕された。
みちるは、書き置きを残してその場から行方不明になった後、足取りが分からなくなっていた。
よしえの借りパクが原因で発生した悲劇は、家庭崩壊のあと、大きなわだかまりときずあとを残して終わりを告げた。
よしえは、この後も再逮捕の件数が増えて行くと言うことを記しておく。
【おわり】