キミだけはずっと傍にいて。
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あれから約1時間半。
ティーパーティーは無事終了した。
と言っても、学園中の女子がほぼ全員つめかけたため、途中で材料がなくなり、強制的に終わりにするしかなかった。
まだ並んでいた女の子たちはすごく残念そうにしていたけど、事情を説明したら、みんなとぼとぼと帰っていった。
「お疲れー、ゆうなちゃん。後は俺がやるから大丈夫だよ。」
「え、でも…」
「いいのいいの。今日、ゆうなちゃんすごく頑張ってたから。ここは素直に甘えて?」
ウインクしながら、今日は特別ね、と言ってくる晴希さん。
わたしは迷ったけど、今日ばかりやっては素直に甘えることにした。
「ふう…」
わたしは一人息を吐き出す。
こうして一人になると、自分が思っていたよりも疲れていたことに気づく。