キミだけはずっと傍にいて。
『わあ、すごくきれいなお花だよ!みて、ひーくん!』
『ほんとだ。ゆうなはお花が好きだな。』
『うん!おかあさんがすきだから、ゆうなもだいすきなの!』
『じゃあ、この花の名前、知ってるか?』
『ううん、しらない…』
『この花はアガパンサスっていうんだよ。』
『あがぱんさす?』
『うん。花にはひとつひとつに花ことばっていうのがあって、このお花には、恋のおとずれとラブレターっていう意味があるんだよ。』
『なにそれ…?でも、ひーくんすごい!』
『そんなことないよ?きっとゆうなもいつか分かるようになるよ。』