キミだけはずっと傍にいて。

な、なんでそんなこと聞くんだろう…


もしかして冬舞くん…妬いてる？


わたしがそう思った時、柳川くんが横から口を挟んできた。


「冬舞、お前、独占欲強いなー。」


柳川くんは笑っている。


「…悪い？ゆうなはかわいいし鈍感だから、余計に心配なの。」


と、冬舞くん……////


そういう風に言ってくれるのは嬉しいけど、みんながいる前では恥ずかしいですっ…//


「…ゆうなちゃん、大変だね。周りに過保護な人が多くて。」


え……？


柳川くんが言った言葉に、わたしはどこか違和感を覚えた。


た、確かに、お兄ちゃんと侑李はすごく過保護だ。


高校生になった今も、小学生のように心配されることもある。


パパも二人ほどではないけど、まあまあ過保護。