キミだけはずっと傍にいて。
うーん…どうって難しいなぁ……
「前の学校と違うところが多いけど…楽しいよ?新しい友達もできたし。」
「お、友達できたの?良かったじゃんゆうな。」
「うん。美優ちゃんと汐音ちゃんって言って、二人ともすごく可愛くて美人なの。」
そういえば、美優ちゃんは結構美桜ちゃんと似てるところも多いな。
「じゃあ寮は?」
「…へ?寮?」
なんの話……?
わたしが首を傾げると、呆れた顔の美桜ちゃん。
「へ、じゃないよ!あんた、特別寮とやらのメイドしてるんでしょ?かっこいい男でもいた?」
か、かっこいい男……?
なんで急にそんな話になるの……?
「な、なんで……」
「なんでって、星凛学園は国内きってのエリート校だよ?しかも、そこの特別寮と聞けば、もしかしたらイケメンがいるかもって思うじゃん!」