キミだけはずっと傍にいて。

でも、病院の方に、僕が拒食症で、ろくにご飯を食べていないことがバレてしまった。


それからはそのまま入院。


食べれない分、点滴で栄養を補うことに。


しばらくして、退院を認められたけど、ご飯が食べれないんだったら、せめて栄養剤や、栄養ゼリーを食べるようにと言われた。


それからは、ずっとそれで生活してきた。




拓哉との出来事があってから2年。


卒業まで、僕は一度も学校に通わなかった。


一つ目。


単純に学校に行きたくなかった。


二つ目。


中学は絶対に星凛学園に入るように母から言われたから。


正直、母から言われたとはいえ、そのことに、すごく助かったと思った。


なぜなら、星凛学園は、日本の中でトップスリーに入るほど難しい難関校。
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