キミだけはずっと傍にいて。

「…だから、そんなに落ち込まないで。僕はゆうなのそういうところ、好きだから。」


……っ////


「…っわたしだって冬舞くんのこと好き……ってそうじゃなくて!わたし、後もう一つ聞きたいことあるんだけど、いい…?」


「…ん?いいよ、何?」


「あ、あのね、ちょっと聞きにくいんだけど、昨日かかってきたっていう電話、誰からのどんな電話だったの……?」


わたしの言葉に、冬舞くんはあきらかに顔を曇らせた。


「ご、ごめんね…!答えたくないなら全然いいの…!」


「……ううん、ちゃんと話すよ。あの電話はね、母さんからだったんだ……」


「お母さん……?それって、引き取ってくれた方のだよね……?」


「…うん。モデルに復帰しろって。僕が食事を取れるようになったって話、聞いたみたい。」
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