キミだけはずっと傍にいて。
これにはさすがの僕も開いた口が塞がらなくなった。
“綺麗”
その言葉は女たち、いや男女関係なく今まで何度も言われてきた言葉であり、僕はそういう風に言われるのが嫌いだった。
でも、ゆうなにそう言われてもやっぱり嫌な気はしない。
それに、ゆうなといると心地いい気がするんだ。
たった昨日に出会ったばかりなのに、なんとなくそんな風に感じてしまった。
なぜだろう…
なぜ、ゆうな限定なのか……
僕は、僕の横に座って僕があげた栄養ゼリーを美味しそうに食べるゆうなをを見つめる。
「冬舞くん、このゼリー、思ったよりも味があって美味しいねっ。」
相変わらず笑顔で、こんな味気ないゼリーを美味しいというゆうな。