キミだけはずっと傍にいて。
…た、確かに。
冬舞くんもわたしを呼んでくれたけど、晴希さんの方が良かったんじゃ…
だって、絶対に晴希さんの方がうまい。
「…とにかくそういうことだから。手伝ってもらいたいなら、晴希にやってもらって。ゆうなは僕専用で、貸し出しはなしだから。」
冬舞くんってば、そういうことサラッと言わないでっ……////
すごいドキドキするんだからっ…
「冬舞、お前やっぱり…」
「分かりやすいな〜、冬舞。」
「弥も頑張ってくださいね。早くしないと冬舞に取られますよ。」
「ちょっ…翼先輩…!//」
……………??
会話についていけないの、わたしだけ…?
なんの話をしてるのか、さっぱり分からない。
一人だけ置いてきぼり感を食らっていると、冬舞くんにクシャッと頭を撫でられた。