キミだけはずっと傍にいて。
分からないけどね。
あくまで直感だから。
でも、理事長と知り合いっていう話がちょっと疑わしい。
だって、お父さんがそんな人と知り合いなんて、どうにも信じられないんだよねぇ…
『ふーん、そうか…。じゃあ、ゆうなが星凛学園に転校したら、しばらく会えなくなっちゃうね…』
「そうだよ〜…。美桜ちゃんに会えなくなるの寂しい…」
それに、わたしは友達もそこまで多くなくて、今も親友の美桜ちゃんと、後少し友達がいるくらいだから不安…
別に人見知りっていうわけじゃないんだけど…
昔からずっと美桜ちゃんと二人でいたから、友達の作り方を忘れてしまったんだ。
『わたしもゆうなと会えなくなるのは寂しいよ?でもさ、ゆうな。逆にチャンスなんじゃない?』
「え、どういうこと…?」
美桜ちゃん言っている意味が分からず首を傾げる。