キミだけはずっと傍にいて。
まさか、つい先ほど言われたことが現実になるとは思わなかった。
ゆうなの話はまとまりがなくてよく分からなかったけど、あの様子からして、交通事故の夢を見た可能性が高い。
あの怖がり方は異常だ。
僕は、ゆうなの頭をそっと撫でる。
ゆうな…何があってもキミの傍にいるからね。
「だから、キミも僕から離れていかないで……」
寝ているゆうなの耳元でポツリと呟いた……───
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