キミだけはずっと傍にいて。
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き、緊張するっ……
わたしはあの後、わたしが冬舞くんのことを好きだということがバレて、散々冷やかされた。
そのおかげで、昼休みにいつもの場所へ行くことができなかった。
だって、気づいたばっかりだったし、すぐに冬舞くんに会いに行ったら、冬舞くんに気持ちがバレそうだったから。
ただでさえ朝から意識してしまい、不審に思われたかもしれないのに……
そんなわたしは、今冬舞くんの部屋の目の前にいる。
もちろん、勉強を教えてもらうためだっ…
今は試験前だから、特別にメイドの仕事も少なくしてもらっていて、時間がかなりある。
本当は頑張って自分で勉強しようと思ったんだけど、美優ちゃんと汐音ちゃんに、絶対冬舞くんに教えてもらうこと!と言われ、結局わたしの方が折れた。