幼馴染との正しい距離感2
「………言わないで。気にしてるの」
「なんで?可愛いじゃん」
「可愛いのはすーちゃんの方だよ」
「……あー……顔、まだやっぱり女っぽい?俺」
返した言葉にすーちゃんは一瞬間を置いて
それから微妙な顔をする
「うん。可愛い」
あの頃より身長は伸びたし
声も少し低くなったけど
その容姿の可愛さは顕在
頷けば、すーちゃんはどうしてか
がっくりと肩を落とす
すーちゃんは昔から可愛らしい顔をしてた
まつげが長くて、黒目がちで色白で
生まれながらの色素の薄い綺麗な茶髪で
顔のパーツも全部整っていて
当時は声も可愛くて
歌もうまかったから
本当にアイドルみたいで、すごく輝いてた
こーくんと一緒でクラスの人気者だった
すーちゃんに至っては
その可愛らしい外見から
女の子のみならず男の子までも虜にしてた
男の子に本気で告白されてて
すごく嫌そうにしてたのを良く覚えてる
「なんで?可愛いじゃん」
「可愛いのはすーちゃんの方だよ」
「……あー……顔、まだやっぱり女っぽい?俺」
返した言葉にすーちゃんは一瞬間を置いて
それから微妙な顔をする
「うん。可愛い」
あの頃より身長は伸びたし
声も少し低くなったけど
その容姿の可愛さは顕在
頷けば、すーちゃんはどうしてか
がっくりと肩を落とす
すーちゃんは昔から可愛らしい顔をしてた
まつげが長くて、黒目がちで色白で
生まれながらの色素の薄い綺麗な茶髪で
顔のパーツも全部整っていて
当時は声も可愛くて
歌もうまかったから
本当にアイドルみたいで、すごく輝いてた
こーくんと一緒でクラスの人気者だった
すーちゃんに至っては
その可愛らしい外見から
女の子のみならず男の子までも虜にしてた
男の子に本気で告白されてて
すごく嫌そうにしてたのを良く覚えてる