幼馴染との正しい距離感2
「わっ」
そんな私をこーくんはいきなり抱き上げて
机の上に座らせると
意地悪な笑顔を浮かべたまま
じっと、無言で私を見つめる
「……こーくん?」
「…ねぇ、つむぎ」
熱っぽい目
艶のある低い声に、どきりと心臓が跳ねる
「つむぎを『物』扱いする気なんてないけど」
「所有印とかじゃなくて
恋人の証としてならつけていい?」
「……?なにを?
って……こ、こーくんっ!?」
急に近付いてきたかと思えば
こーくんは、私のブラウスのボタンを
片手で器用に外して
それから、そっと胸元に唇を寄せた
「っ、」
一瞬だけ、ちくりとした痛みが走る
顔を上げたこーくんは
赤く色づいたその場所を
指先でなぞるように触れて、満足気に微笑んだ
「キスマーク」
「!?
っ、こ、答える前につけないで…っ」
そんな私をこーくんはいきなり抱き上げて
机の上に座らせると
意地悪な笑顔を浮かべたまま
じっと、無言で私を見つめる
「……こーくん?」
「…ねぇ、つむぎ」
熱っぽい目
艶のある低い声に、どきりと心臓が跳ねる
「つむぎを『物』扱いする気なんてないけど」
「所有印とかじゃなくて
恋人の証としてならつけていい?」
「……?なにを?
って……こ、こーくんっ!?」
急に近付いてきたかと思えば
こーくんは、私のブラウスのボタンを
片手で器用に外して
それから、そっと胸元に唇を寄せた
「っ、」
一瞬だけ、ちくりとした痛みが走る
顔を上げたこーくんは
赤く色づいたその場所を
指先でなぞるように触れて、満足気に微笑んだ
「キスマーク」
「!?
っ、こ、答える前につけないで…っ」