生きていくんだ。それでいいんだ。


微動だにしない背中に追いつき、
僕もその隣に立っ・・・



・・・・・え・・・・・?


「!!!!!!??」


「・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・。」


「・・・・・・・・。」


「・・・・・・・・・・・・・・・。」


「・・・・・・・。」


「門田マリは、そこまで深く・・人を愛することが出来た女性だったんですね。」


「・・・・・・・はい・・。」


「自分の命を捨ててでも、恋をした相手に尽くす事が出来た女性だったんですね。」


「・・・・・・・・・。」


「生きてる間に会いたかったですね。

生きてる間に、彼女の苦しみや葛藤を聞いてあげたかったですね。

・・自ら命を絶ってしまう前に・・
彼女の力になりたかったですね。」


「・・・はい・・・。
僕も・・そう痛感しました・・。」

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