生きていくんだ。それでいいんだ。


2年記念日を過ぎたぐらいから・・
少しずつ変わっていきました・・。


今思えば、それまでにもそういう節はあったかもしれません。


私がスマホを見ていると「何してるの?」って聞いてきたり・・

友達と会ってる時に必ず電話が掛かってきたり・・

残業で遅くなった時は機嫌が悪かったり・・



でも私は・・それも全部“私を想ってくれてるから”って・・。


ワタルに嫌われたら、もう私は一生“好き”という感情に出会えないかもしれない。


ワタルがいなくなったら、
もう私は独りになっちゃう。


30歳へと近づく年齢の中で・・夢見た“結婚”に対する焦りもあったのかもしれません。


だから自分の脳内で、無理矢理“束縛”を“愛情”と変換させて、カレを受け入れていました。


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