リボン~もう1度君に、プロポーズ~
8*大きな愛を贈ろう
12月のその日、私は純白のウエディングドレスに身を包んでいた。
「ママ、すごくキレイ!」
子供用のタキシードを着ている大晴が褒めてきた。
「ありがとう、大晴」
私はそんな我が子に向かってお礼を言った。
「希里恵ちゃん、おめでとう」
そう言って声をかけてきたのは、サーモンピンクのドレス姿の雪穂さんだった。
「ありがとうございます、雪穂さん」
私は雪穂さんにお礼を言った。
「希里恵も結婚か…」
グレーのスーツ姿のお兄ちゃんが目を潤ませながら呟いた。
「風斗、まだ泣くのは早いわよ」
そう言った雪穂さんに、
「違うわい、コンタクトレンズがあわないだけじゃい」
お兄ちゃんは言い返した。
今日は、私と周晴さんの結婚式だ。
「ママ、すごくキレイ!」
子供用のタキシードを着ている大晴が褒めてきた。
「ありがとう、大晴」
私はそんな我が子に向かってお礼を言った。
「希里恵ちゃん、おめでとう」
そう言って声をかけてきたのは、サーモンピンクのドレス姿の雪穂さんだった。
「ありがとうございます、雪穂さん」
私は雪穂さんにお礼を言った。
「希里恵も結婚か…」
グレーのスーツ姿のお兄ちゃんが目を潤ませながら呟いた。
「風斗、まだ泣くのは早いわよ」
そう言った雪穂さんに、
「違うわい、コンタクトレンズがあわないだけじゃい」
お兄ちゃんは言い返した。
今日は、私と周晴さんの結婚式だ。