リボン~もう1度君に、プロポーズ~
「――味方でいる、って…?」
そう言った私に、
「そう、希里恵ちゃんと大晴の味方でいるって」
雪穂さんは言い返した。
「私と風斗の間に子供ができなかった代わり…と言うのは変だけど、希里恵ちゃんと大晴の味方になって見守って行こうって思ったの。
もしかしたら、これが私たちにできることなのかも知れないって思ったから」
「雪穂さん…」
「話してくれてありがとう」
そう言った雪穂さんに、私の目から涙がこぼれ落ちた。
「――私、つらかった…」
「うん」
雪穂さんは私の頭をなでてくれた。
「私と風斗は、希里恵ちゃんと大晴の味方でいるからね」
「うん…」
「ただいま…って、泣いてんじゃん!」
ベランダから帰ってきたお兄ちゃんが私たちの様子に驚いた声をあげた。
そう言った私に、
「そう、希里恵ちゃんと大晴の味方でいるって」
雪穂さんは言い返した。
「私と風斗の間に子供ができなかった代わり…と言うのは変だけど、希里恵ちゃんと大晴の味方になって見守って行こうって思ったの。
もしかしたら、これが私たちにできることなのかも知れないって思ったから」
「雪穂さん…」
「話してくれてありがとう」
そう言った雪穂さんに、私の目から涙がこぼれ落ちた。
「――私、つらかった…」
「うん」
雪穂さんは私の頭をなでてくれた。
「私と風斗は、希里恵ちゃんと大晴の味方でいるからね」
「うん…」
「ただいま…って、泣いてんじゃん!」
ベランダから帰ってきたお兄ちゃんが私たちの様子に驚いた声をあげた。