pure
1章
「やったぁ!!また同じクラスだね」
私の手を握り、はしゃいでいるのは…
私の親友
田中美紀。
結構小柄でかわいらしぃ顔をした女の子。
私はというと…
その反対の背が高くてふけ顔の女の子。
富田美羽。
私達は今日で高校二年になる。
「みきぃ、そろそろクラス行くよ~」
「はぁい」
美紀は私の後ろについてくる。
それが妹みたいでかわいいんだぁ~
そして、私達はクラスについた。
「あれ?美羽じゃん!!」
うわぁ…
なんでいるの…
話し掛けてきたのは、
私の幼馴染み
工藤健司。
背が高く、結構かっこいい。
「あ、ほんとだぁ~。美紀もいる」
次に話し掛けてきたのは、健司の親友…
野々原 陸。
こちらも背が高くて男前。
「また同じクラスかぁ~」
そう。
私達は一年の時も同じクラスだった。
なので、仲が良い。