やっぱりあなたと ~クールな上司は強がりな部下を溺愛する~
この仕事をしていて、手掛けた店舗が生き残れることが何よりも大きな喜びとやりがいになる。
しかし、不景気の現代ではそんな店舗ばかりではない。
そもそもコンサルティングする前からもう終わりが見えている店舗も少なくはない。
莉緒は渡瀬に頼まれていた内容も含めてモニタリングをしてからその店をあとにした。
会社に戻る途中。
~♪
莉緒は携帯が鳴り、画面を見た。
会社からだ。
「はい。市橋です。」
『渡瀬だ』
「おつかれさまです」
『すまんな。仕事任せて。』
「いえ。今終了して社に戻るところです。」
『申し訳ついでにもう一つお願いしたいことがあるんだ』
渡瀬からの連絡は近所の現場に行って、進捗状況を見てきてほしいという仕事の電話だった。
莉緒は現在地から近いその現場の場所を、携帯のアプリでチェックし、さっそく向かった。
しかし、不景気の現代ではそんな店舗ばかりではない。
そもそもコンサルティングする前からもう終わりが見えている店舗も少なくはない。
莉緒は渡瀬に頼まれていた内容も含めてモニタリングをしてからその店をあとにした。
会社に戻る途中。
~♪
莉緒は携帯が鳴り、画面を見た。
会社からだ。
「はい。市橋です。」
『渡瀬だ』
「おつかれさまです」
『すまんな。仕事任せて。』
「いえ。今終了して社に戻るところです。」
『申し訳ついでにもう一つお願いしたいことがあるんだ』
渡瀬からの連絡は近所の現場に行って、進捗状況を見てきてほしいという仕事の電話だった。
莉緒は現在地から近いその現場の場所を、携帯のアプリでチェックし、さっそく向かった。