やっぱりあなたと ~クールな上司は強がりな部下を溺愛する~
『出張に行く前にあいたいんだ』
「・・・今どこですか?」
『お前のアパートの前』
「こわっ」
『ばか。嘘だよ。でも会いたいんだ。どうしても』
「・・・」
和哉の声で、莉緒の心は簡単に揺れる。
『ルール違反なのはわかってる。お前を待つとか言っておきながらこんな連絡するのはルール違反だって。でも、どうしても会いたいんだ。』
「・・・お腹がすきました・・・。」
『ん?』
「無性に甘いものが食べたいです。」
『・・・了解』
莉緒なりの返事に和哉が答える。
電話の向こうで優しく笑う和哉を想像して、莉緒も自然と笑顔になっていた。
「・・・今どこですか?」
『お前のアパートの前』
「こわっ」
『ばか。嘘だよ。でも会いたいんだ。どうしても』
「・・・」
和哉の声で、莉緒の心は簡単に揺れる。
『ルール違反なのはわかってる。お前を待つとか言っておきながらこんな連絡するのはルール違反だって。でも、どうしても会いたいんだ。』
「・・・お腹がすきました・・・。」
『ん?』
「無性に甘いものが食べたいです。」
『・・・了解』
莉緒なりの返事に和哉が答える。
電話の向こうで優しく笑う和哉を想像して、莉緒も自然と笑顔になっていた。