やっぱりあなたと ~クールな上司は強がりな部下を溺愛する~
その涙を見て、和哉は眉をあげて困ったように微笑む。

「愛してる。本当はもっと早くこうしたかった。」
「・・・」
和哉はそう言って莉緒の唇に今度は一度目よりも長く長く口づけた。

今までの時間と距離を埋めるように。

お互いの気持ちが唇から流れ込むように伝わる。





長い口づけのあと、二人は強く強く抱きしめあった。


< 228 / 413 >

この作品をシェア

pagetop