やっぱりあなたと ~クールな上司は強がりな部下を溺愛する~
圧倒的な力の差に莉緒の体は簡単に封じ込められてしまった。
「もう手加減しない」
急に真剣になった和哉は莉緒の唇を熱く奪う。

莉緒の手は和哉に強く握られて離せない。

このまま二人の体が溶けてくっついてしまったらいいのに。

そんな不思議な感覚を覚えながら、莉緒は熱い口づけに酔っていくのだった。

「愛してる」

「愛してる」

「愛してる」


何度も何度も和哉はそう甘くかすれた声でささやく。
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