やっぱりあなたと ~クールな上司は強がりな部下を溺愛する~
その時、莉緒の手帳から何やら一枚の紙が落ちた。
和哉がキスをとめてその紙をひろいあげる。
「だめ!」
慌てて莉緒がその紙を和哉の手から取ろうとする。
莉緒よりも体が大きな和哉は簡単に莉緒からその紙を遠ざけた。
『無理しないように!!』と書かれた付箋。
和哉はその付箋に心あたりがあった。
「取ってあったのか」
「・・・はい・・・」
この付箋は莉緒がまだ高辻との関係を引きずっているころ、書類に挟んで和哉が莉緒に渡したものだった。
莉緒は急に恥ずかしくなり、和哉から顔が見られないように顔をそむけた。
「ばか。」
そう言って和哉はぐいっと莉緒の顔を自分の方へ向ける。
「かわいすぎんだろー。」
和哉が莉緒の頬をぎゅっとつまむ。
和哉がキスをとめてその紙をひろいあげる。
「だめ!」
慌てて莉緒がその紙を和哉の手から取ろうとする。
莉緒よりも体が大きな和哉は簡単に莉緒からその紙を遠ざけた。
『無理しないように!!』と書かれた付箋。
和哉はその付箋に心あたりがあった。
「取ってあったのか」
「・・・はい・・・」
この付箋は莉緒がまだ高辻との関係を引きずっているころ、書類に挟んで和哉が莉緒に渡したものだった。
莉緒は急に恥ずかしくなり、和哉から顔が見られないように顔をそむけた。
「ばか。」
そう言って和哉はぐいっと莉緒の顔を自分の方へ向ける。
「かわいすぎんだろー。」
和哉が莉緒の頬をぎゅっとつまむ。