僕らだけのsweetie
「あ〜……コイツ、何かした?」
黒髪の悪魔が訊ね、オーブリーは素直に「キス……された……」と顔を赤くしながら答える。すると、「ちょっとこっち来い」とダークブラウンの悪魔がサイラスの首根っこを掴んで部屋から連れ出した。その時のサイラスの悲鳴を、オーブリーは聞かなかったことにした。
「えっと、とりあえず自己紹介しよかな……」
金髪の悪魔が「サイラスもしたならいいですよね?」とオーブリーの手の甲に口づけ、言った。
「始めまして、お嬢さん。俺はセバスチャン。この屋敷では家事を担当してますから、何かあったら俺に言ってくださいね」
そして、次に黒髪の悪魔が自己紹介をする。
「俺はセス。こう見えて女好きだ。よろしく」
「……女好きは聞きたくなかった」
オーブリーは、いやらしい目で自分を見てくるセスを呆れた目で見つめる。この二人ならまだセバスチャンの方が安心できるとオーブリーは確信した。
「ていうか、今の私を見て何考えてんの?」
黒髪の悪魔が訊ね、オーブリーは素直に「キス……された……」と顔を赤くしながら答える。すると、「ちょっとこっち来い」とダークブラウンの悪魔がサイラスの首根っこを掴んで部屋から連れ出した。その時のサイラスの悲鳴を、オーブリーは聞かなかったことにした。
「えっと、とりあえず自己紹介しよかな……」
金髪の悪魔が「サイラスもしたならいいですよね?」とオーブリーの手の甲に口づけ、言った。
「始めまして、お嬢さん。俺はセバスチャン。この屋敷では家事を担当してますから、何かあったら俺に言ってくださいね」
そして、次に黒髪の悪魔が自己紹介をする。
「俺はセス。こう見えて女好きだ。よろしく」
「……女好きは聞きたくなかった」
オーブリーは、いやらしい目で自分を見てくるセスを呆れた目で見つめる。この二人ならまだセバスチャンの方が安心できるとオーブリーは確信した。
「ていうか、今の私を見て何考えてんの?」