小さな小さな恋物語

一時間目なんだろう…。

「is 告白タイムッ!」

はああああああ?

だからこの先生は嫌いだ。

冗談もほどほどにしてよ…

「先生ー」

「何ですか?真希さん。」

真希。クラスのリーダー的な存在。実はヲタク。

「告白とか、小学生には、早いんですけど。告白するならみんなで遊ぼうよ」

真希は笑いながら言う。

うちはちゃんとした勉強がしたいのに…

でも、反論はできない。

真希の近くには、何度も学級委員長になっていて、

只今児童会会長、大宮 萌。

バスケ部の副キャプテン 下北愛海。

同じくバスケ部で学級委員長経験あり、国北 美月。

なんかいったらいかにもイジメられそうなメンバーだ。

男子たちも、びびってるのに私ができるはずがない。

小学生にも小学生なりの事情があるのだ。

その時間は結局、外で遊んだ。色々あり学校も終わった。

< 3 / 55 >

この作品をシェア

pagetop