小さな小さな恋物語
一時間目なんだろう…。
「is 告白タイムッ!」
はああああああ?
だからこの先生は嫌いだ。
冗談もほどほどにしてよ…
「先生ー」
「何ですか?真希さん。」
真希。クラスのリーダー的な存在。実はヲタク。
「告白とか、小学生には、早いんですけど。告白するならみんなで遊ぼうよ」
真希は笑いながら言う。
うちはちゃんとした勉強がしたいのに…
でも、反論はできない。
真希の近くには、何度も学級委員長になっていて、
只今児童会会長、大宮 萌。
バスケ部の副キャプテン 下北愛海。
同じくバスケ部で学級委員長経験あり、国北 美月。
なんかいったらいかにもイジメられそうなメンバーだ。
男子たちも、びびってるのに私ができるはずがない。
小学生にも小学生なりの事情があるのだ。
その時間は結局、外で遊んだ。色々あり学校も終わった。