小さな小さな恋物語

春花+龍

結局プリクラに行く事になった。

「春花っ!遅いぞっ!」

瑠璃はそう言ってうちにデコピン。

少し口を膨らましながら、デコピンする姿に可愛いと思わない男はいないだろう。


実際、その姿は、女のうちさえをドキッとさせる。

これでメガネをかけてくれて、猫みみ付けてくれたら、最高だ。

メガネに猫ミミ…うちが考える、萌え 要素に絶対必要な条件。

てゆうか、何考えてるんだ。自分。

これじゃあアキバにいる、ちょっと太ったオタクがいうセリフだよ…

「ごめんね…」

とりあえず謝っとく。

悪気はない。時間ピッタリに来たんだから。

「おい!瑠璃!春花!直也。電車出ちゃうよ?」

龍が言った。

そういえば、電車で行くんだっけ。

「春花?何してんの!早く!」

「うん」

そういい三人は走り出した。

そういえば、もう1人いた。
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