小さな小さな恋物語
「春花!何か俺にようか?」

「えっ!」

やべぇえ!このさいきちんと断ろうっ!

「あっあのさぁ」

「なあに?」

語尾にハートマークがついてるんですけど…これは絶対期待してる。

「えっえっと…うち、龍の事が…」

「俺の事が…?」

「好きっ!」

あああああああ!

何言ってるのぉぉ!自分!
「まじで…?」

違う。好きじゃない…龍の事なんか好きじゃないっ!

「嘘に決まってるじゃん!うちが龍の事好きとか。」

うちはその言葉を言って気づいた。龍の目は少し赤かった。でも龍は笑って、

「あははは…だよな…」

龍は笑ってごまかした。

龍は、その言葉を聞いてから、帰るまで、うちとは、

一言も喋らんかった。それ所か笑わなかった。

うちは1人の男を深く傷つけてしまった。














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