ただ俺たちは恋をした。
俺はまだ1階にいる先生を見た。


北島やよい先生。


25歳の新米教師ってやつ。


『亮冷たーい
何?妬いてるの?』


ドキッとする心臓。


『俺がやっちゃんと話すから?』


「え、いや・・・・・・」


『なんだよ!言ってくれれば良かったのに~!
亮もやっちゃん好きだなんて、ライバルだな』



「へ・・・・・・?」


いや、俺が好きなのは・・・・・・


って俺、何考えてんだよ!


『全然気付かなかったぜ?
だって亮がやっちゃんと話してるとこなんて1回も見たことねーもん』


そりゃ、別に好きでもなんでもねーからな・・・・・・


つーかかなり誤解されてるな。


早くこの誤解、解かないと。



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