アタシの物語。
ままの彼氏が変わろうが
アタシを置いて遊びに行って好き勝手しようが対して気にしない
ままが幸せそうに笑っているならそれで良かったから

でも、気にならなかったのは遊んでいる彼氏達だったから

ある日ままは当時付き合っていた一回り以上年下の彼氏と再婚すると言った

ままはアタシを18で産んでるから再婚相手とアタシは歳があまり変わらない
そしてアタシの当たる直感がまた動いた
「また嫌いな人だ」

ボソッと放った言葉は誰に聞かれることも無く消えた

ままには「よかったね!おめでと!」
ちゃんと笑って言えた...はず
大丈夫...アタシには仮面があるから
バレずにすんだよね

ままには幸せになって欲しい
その気持ちは変わらない

いつの日か彼氏にあげると夜中にキッチンで
チーズケーキを作ってたよね
アタシの中ではそのチーズケーキこそがおふくろの味だった
アタシが食べたいと言うと作ってくれたっけ
ご飯を作るのは上手じゃなかったけど
チーズケーキだけは美味しかった
レモン味がきいてて美味しい
よく焼く前の生地を舐めて美味しいねって笑ったよね

そんなチーズケーキ
また作ってくれるかな。
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