この愛にタイトルなんていらない〜卒業、君への想いにサヨナラを〜
そうしているうちに、私たちは二年生になりました。後輩もでき、防具をすでにつけていたので、練習はとても大変でした。
莉亜ちゃんは、好きな人とはいい雰囲気だったのですが、私は好きな人とは口喧嘩ばかりでした。好きな人が私を馬鹿にし、それに私が言い返すというものです。でも、好きな人であることに変わりはありませんでした。
この人と両想いになって、結婚したりするのかな……。そんな少女漫画のようなことをまだあの頃は考えていました。
そして、夏になった頃、莉亜ちゃんと私と先輩で更衣室で着替えながら話をしていた時に先輩が言いました。
「もう告白しなよ!ダメ元でさ!」
その言葉に背中を押され、私と莉亜ちゃんは好きな人にそれぞれ想いを伝えることにしました。莉亜ちゃんはラインで、私は本人に面と向かって言うことにしました。
練習が終わり、私はドキドキしながら彼に話しかけました。
「話があるんだけど……」
「何?告白?」
莉亜ちゃんは、好きな人とはいい雰囲気だったのですが、私は好きな人とは口喧嘩ばかりでした。好きな人が私を馬鹿にし、それに私が言い返すというものです。でも、好きな人であることに変わりはありませんでした。
この人と両想いになって、結婚したりするのかな……。そんな少女漫画のようなことをまだあの頃は考えていました。
そして、夏になった頃、莉亜ちゃんと私と先輩で更衣室で着替えながら話をしていた時に先輩が言いました。
「もう告白しなよ!ダメ元でさ!」
その言葉に背中を押され、私と莉亜ちゃんは好きな人にそれぞれ想いを伝えることにしました。莉亜ちゃんはラインで、私は本人に面と向かって言うことにしました。
練習が終わり、私はドキドキしながら彼に話しかけました。
「話があるんだけど……」
「何?告白?」