転生したら、モブでした(涙)~死亡フラグを回避するため、薬師になります~
国家魔法薬師の懇談パーティーはあっという間に終わった。

帰宅後、父にローデンヴァルト先生が卒業後に面倒を見てくれることになったと報告する。

「お前は、それでいいのか?」

「ええ。ローデンヴァルト先生のことは、信用しているから」

「わかった。では、こちらもいろいろと、手を回しておこう」

父は何をしてくれるというのか。ローデンヴァルト先生と仲良く手と手を取って、私の結婚相手を探してくれるようには思えないのだけれど。

まあ、いい。この問題は、片付いた。あとは、卒業まで学業に専念するだけだろう。

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