世界中が敵になっても私を好きでいてくれますか
寝室に行くとそこにはキングサイズのベットがあった

えっもしかして一緒のベットに寝るの?

まぁ普通に考えてそうだよね…

でも龍と一緒のベッドで寝るなんて

「何変なこと考えてるんだよ…」

動揺している晴を見て鼻で笑った

「そんな顔してたら本気で襲っちまうぞ?」

晴が驚いて後ろに下がった時

「わっ!!」

「ちょっ…おい!」

転んだ晴を支えようとした龍も晴の上に覆い被さるように転んだ

ベッドの上で密着する2人

「わり…大丈…」

体を持ち上げようとした龍は動きを止めた

2人が見つめ合い長い沈黙が続く

ぶぅぅぅぅ…。ぶぅぅぅぅ…。

龍の携帯の着信音が響きわたる

その瞬間に2人は我にかえり

恥ずかしくなって距離をとった

龍はベットの上であぐらをかきながら電話にでた

「はい、こんばんわ。はいはい…あぁそーですね…わかりました。わざわざありがとうございます。失礼します」

話している感じ、きっとマネージャーさんからだろう
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