人生を1億円で売りました。
恭吾「まだいたんですか?」
結悠「うわっ!!」
恭吾「すみません。
驚かすつもりはなかったのですが。」
ワックスでセットされていない
彼の髪型を初めて見た。
艶やかな黒髪とほんのり香る
シャンプーの匂いが色っぽい。
て、何か私、変態みたいだ。
結悠「いえ。私の方こそ
驚いてしまってすみません。
えっと...喉乾いてないですか?
何か飲みますか?」
恭吾「そうですね。
では、ウイスキーを。」
その言葉に、また驚いた。
彼はお酒を飲まない人だと
思っていたから。