人生を1億円で売りました。
だけど、きっと今の私じゃ
笹倉さんには相応しくない。
もっと…強くなりたい。
笹倉さんに迷惑をかけない
人間になりたい。
笹倉さんを傷付けない。
大切なものを大切に出来る人間に。
私自身を大切に出来る人間に。
結悠「…いつか、嘘ではなくなる日が
来ればいいのにな…と思っています。」
恭吾「…そうですね。
そうなれたらいいですね。」
結悠「…待っていてくれますか?
私、もっと強くなります。
笹倉さんに相応しい人間になります。」
恭吾「悲しい事を言いますね。
結悠さんは。」