人生を1億円で売りました。
恭吾「君は逃げてなんかない!
と、言う事も出来ます。
そんな言葉の方がもしかしたら
結悠さんは救われるのかもしれません。
嬉しいと思うのかもしれません。
だけど、今の結悠さんは
逃げる事を選んだのだから…
そんな気休めな言葉はかけられない。」
間違っている事は間違っていると
真摯に伝えてくれる瞳。
恭吾「でも…。でも…!
逃げるのって悪くないと思います。
人生に、逃げはつきものです。
あると思うんです。逃げてもいい時って。
いや、逃げなきゃならない時って。
本当はいっぱいあるんです。
だから、もし、結悠さんが
逃げたくなったら、逃げていいです。
僕はどんな時にでも隣にいるから。」