人生を1億円で売りました。
ーガチャ
恭吾「え!結悠さん。
まだ起きてらしたんですね。」
笹倉さんが帰ってきたのは
日付けが変わる頃だった。
結悠「はい、何だか眠れなくて…。
お仕事お疲れ様でした。」
恭吾「ありがとうございます。」
結悠「夕飯は食べられましたか?」
恭吾「はい。もう済ませました。」
結悠「そうですか。」
いつもならすぐに着替えに行くのに
笹倉さんは心配そうに
私を見つめたままだった。