人生を1億円で売りました。
恭吾「聞きますよ、結悠さんの話。
僕に話してくれれば…
眠れる様になるかもしれません。」
何でもない。だとか
疲れてるのに申し訳ない。だとか
もう私は言わなくなった。
笹倉さんの作ってくれた
優しいルールのおかげで。
受け入れてくれる笹倉さんの
優しさのおかげで。
随分と気持ちを言葉にするのが
上手くなったように思う。
結悠「私、やっぱり…
あの人の娘なんですね。
今日、夢を見たんです。
高校生の頃からよく見る夢だけど
久しぶりに見るその夢を
見たら怖くなりました。」