人生を1億円で売りました。
正直な事を言うと、笹倉さんから
預かっている生活費なら
毎日だって高いステーキ肉が食べられる。
その位の額を貰っているけど
こうゆうのは特別な方が美味しい。
と、私は思う。
結悠「いいですよね?たまには。」
恭吾「ええ。そうですね。」
それと、本当の事を言えば
今日はあまり料理をする気にならなかった。
…今日、聞いた話が忘れられなくて。
恭吾「冷めない内に食べましょう。」
結悠「はい。」
キロ何千円のお肉は当たり前に
美味しかった。母と暮らしていた時も
一人暮らしをしていた時も
こんなお肉は食べられなかったから
本当に本当に美味しかった。