人生を1億円で売りました。

恭吾「お見通しなんですね。」

結悠「気にはなってました。
でも、笹倉さんに関係ないって
言われちゃったら、もう
それ以上は何も言えないし…。
だけど…心配です。
雑炊とかなら食べられますか?」

恭吾「…ええ。」

結悠「持って行くのでそこで
大人しく寝てて下さいね。」

恭吾「分かりました。」

冷蔵庫から材料を取り出し
雑炊を作ったまでは良かった。

勢いに任せて色々言ってしまったけど...
何気に笹倉さんの
寝室に行くのって初めてだ。
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