人生を1億円で売りました。

いつもよりも弱った笹倉さんが
何か...ちょっと...可愛すぎて...。

いや、不謹慎な事は考えないでおこう。
今は、笹倉さんの看病が優先だから!

ーコンコン

結悠「笹倉さん。体温計...」

て、寝てる。寝顔…初めて見た。
可愛いし。...かっこいい。
ずっと眺めてたいな。
隣でずっと…眺めてたい。

恭吾「そんなに見ないで貰えますか?」

結悠「!!起きてたんですか?」

恭吾「僕はそれほど
寝付きは良くないんです。
体温計ありがとうございます。」

ダメだ。鎮まれ!私の鼓動!
平常心だ。平常心。
< 161 / 175 >

この作品をシェア

pagetop