人生を1億円で売りました。

恭吾「何故、君は僕に朝食を
作っているんですか?」

何故...って。どうゆう事?
だって、それが笹倉さんが
私を買った理由なのに。

それを条件に今、私は
この家に住んでいるのに。

結悠「…えっと、今日は8時半からの
出勤なので…この時間に作れば
いいかなと思って…。」

恭吾「僕はとても驚いています。」

結悠「何にですか?」

恭吾「君がここにいる事に。」

ダメだ。この人の言いたい事が
さっぱり分からない。
< 20 / 175 >

この作品をシェア

pagetop