人生を1億円で売りました。

恭吾「本当にいいんですか?」

結悠「はい。」

恭吾「分かりました。」

何だかとてもホッとする。
たった1日しか経っていないけど
笹倉さんといるとホッとする。

結悠「でも、正直言って私は
笹倉さんが望むような存在には
なれないかもしれません。」

恭吾「僕の望むような存在とは?」

結悠「笹倉さんは家政婦が
欲しかったんですよね?
でも、私はそんなプロみたいな
料理は作れないし、掃除も洗濯も
満足してもらえるか分かりません。
でも、頑張りますから。」
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