人生を1億円で売りました。

結悠「欲しいものはありません。
もう十分ですから。」

恭吾「遠慮なんてしないで下さい。」

結悠「遠慮はしてません。
でも私、生きる上で必要なものって
ほんの少しだと思ってるので。」

恭吾「例えば、何ですか?」

結悠「家とお金と毎日笑顔で過ごせる事。
後...、おはようって言い合える相手ですかね。」

恭吾「本当に、素敵な人ですね。君は。」

結悠「…ありがとうございます。」
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