人生を1億円で売りました。
でも、知っている。
たった1週間だけど…知っている。
この人が、いい人って事を。
絶対にそんな風には
思ってないって事を。
結悠「お金、返しますから…
もう私、逃げていいですか?」
だからこそ、嫌なんだ。
恭吾「いいですよ。お金は
いりませんから逃げていいです。
だけど、1つだけお願いがあります。
せっかく自由になれたんですから
結悠さんの望む人生を送って下さい。
借金に縛られる事なく、生きたい様に
生きる。そう約束して下さるのなら
僕はあなたを手放しますよ。」
だって…絶対にこの人は
幸せにならなくちゃならない。