人生を1億円で売りました。
私なんかに構わないで…
もっともっと素敵な人と
幸せに…なって欲しい。
結悠「分かりました。約束します。」
恭吾「では、これを。」
結悠「何ですか?」
恭吾「結納金です。これは
結悠さんのために用意した
お金です。残念ながら
結婚する事は出来なかったので
新しい門出へのお祝い金
という事でいかがでしょうか?」
そう願うのに…そう思う気持ちは
本物なのに…この人は私を手放さない。
断る事を知っていて、また
こんなズルい事を言うんだ。