人生を1億円で売りました。
恭吾「でしたら、せめて。
心配くらいは…させて下さい。」
結悠「それも…きっと…
必要ないと思います。」
恭吾「案外、意固地ですね。」
結悠「私、可愛げのない人間なんです。」
恭吾「可愛いですよ。結悠さんは
とても、可愛い。ずっとそばで
見ていたい位には可愛いです。」
なのに、認める、この人は。
忖度のない言葉を並べる。
本当に意味が分からない。
この発言にどんな意図があるのかも
まるで、分からない。
騙されているのかもしれない。
だけど、笹倉さんには何の
メリットもない。
だから、正直困るんだ。
この人を信じていいのか。