人生を1億円で売りました。
結悠「確かに、私も初めて
笹倉さんと話した時は同じ事を思いました。
でも、何回か話してみると案外いい人で。
一緒に暮らし始めてより強く思います。
笹倉さんって結構...可愛いです。
あ!これは、褒め言葉です!」
恭吾「そうですか。
嫌気が差してなくて何よりです。」
その言葉を聞いて分かった。
笹倉さんは別に職場での
自分の評価を気にはしていないんだと。
これは、私を気遣った言葉なのだと。
結悠「気を遣わないで下さい。
前にも言った通り、私は
ここを出る気はありません。
笹倉さんを悲しませるような事は
絶対にしませんから。」