ずっと好き
そんな思いが頭を駆け巡り、少し寂しい気持ちになってしまう。

そんな私の心情を察したのか、碧くんが優しく話しかけてくる。



「まあ、嫁入り前の女の子だからね。兄さんも男だし、何かあってからじゃ遅いじゃん?」

それって、どういうこと?


藍斗くんは、私に少しでもどきどきしてくれるってこと?


そう考えるのなら、まだまだアピールしていってもいいよね?


「ありがと、碧くん」


年の差なんて、関係ないし。
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